「東日本大震災復興特別委員会」会議録(抜粋)
○委員長(柳田稔君) 金子恵美子君の関連質疑を許します。郡司彰君。
○郡司彰君 民主党新緑風会の郡司彰でございます。残りの時間、同じように復興関連につきまして質問させていただきたいと思っております。
御存知のように、今日から8月でございます。中旬のお盆の時期には震災から6ヶ月を迎えることになりますし、また基本法が成立をしてから既に40日が経過をしております。
この間、総理におかれましては、6月25日に復興への提言、悲惨の中からの希望を構想会議から受取、そして先週29日にはそれに基づく基本方針を決定をしたと、このような流れになっているんだというふうに思っております。そして、それを6月の20日に成立をした東日本大震災復興基本法が法的な裏付けをするというふうに思いますけれども、この法案の目的には、復興のための資金の確保あるいは復興特別区域制度の整備等を定めるとともに、東日本復興対策本部の設置及び復興庁の設置に関する基本方針を定めると、このようになっているわけであります。
先ほど、この委員会に付託をされておりますスキーム法について海江田大臣の方からは、成立の暁には8月中にも立ち上げる、こんなお話しがございました。
一方、この基本法に基づく復興庁の関係でございますけれども、なかなか具体的に検討されているというような話が伝わってまいりません。やはり国の本気度というものは、いろいろなところで遅れが目立つのではないか、そんな御指摘もございますけれども、この復興庁を早期に立ち上げるということも大きな仕事ではないかというふうに思っております。しかし、残念ながら、29日に決定をされたこの基本方針の最後のところには、これから検討を速やかにするための事務局を立ち上げると、こういう文言なんですね。
やはり、これでは本当に被災者の皆さん、あるいは国民が望んでいるというものにつながらないのではないかという気がしておりますけれども、その点について総理のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○郡司彰君 民主党新緑風会の郡司彰でございます。残りの時間、同じように復興関連につきまして質問させていただきたいと思っております。
御存知のように、今日から8月でございます。中旬のお盆の時期には震災から6ヶ月を迎えることになりますし、また基本法が成立をしてから既に40日が経過をしております。
この間、総理におかれましては、6月25日に復興への提言、悲惨の中からの希望を構想会議から受取、そして先週29日にはそれに基づく基本方針を決定をしたと、このような流れになっているんだというふうに思っております。そして、それを6月の20日に成立をした東日本大震災復興基本法が法的な裏付けをするというふうに思いますけれども、この法案の目的には、復興のための資金の確保あるいは復興特別区域制度の整備等を定めるとともに、東日本復興対策本部の設置及び復興庁の設置に関する基本方針を定めると、このようになっているわけであります。
先ほど、この委員会に付託をされておりますスキーム法について海江田大臣の方からは、成立の暁には8月中にも立ち上げる、こんなお話しがございました。
一方、この基本法に基づく復興庁の関係でございますけれども、なかなか具体的に検討されているというような話が伝わってまいりません。やはり国の本気度というものは、いろいろなところで遅れが目立つのではないか、そんな御指摘もございますけれども、この復興庁を早期に立ち上げるということも大きな仕事ではないかというふうに思っております。しかし、残念ながら、29日に決定をされたこの基本方針の最後のところには、これから検討を速やかにするための事務局を立ち上げると、こういう文言なんですね。
やはり、これでは本当に被災者の皆さん、あるいは国民が望んでいるというものにつながらないのではないかという気がしておりますけれども、その点について総理のお考えをお聞かせいただきたいと思います。