国会が空転

国会は連休が明けても動き出しません。私が筆頭理事を努める参院農林水産委員会も、現場の各党理事の想いとは別の仕切りで開催の目処は立っていません。3月下旬に参院に送付された「競馬法改正案」も、このままでは再び衆院で可決のやり直しで成立という状態にもなりかねません。
今日15日は沖縄の復帰40周年に当たります。祝賀ムードに程遠い各紙の論調が、現在の沖縄が抱える問題の重さを象徴しています。この前に沖縄を訪ねたのは何年前だったでしょう。東京で上京した皆さんに会うのに慣れていた自分を見つめ直す機会にしたいと思っています。

連休の最終日。6日の午後1時は笠間の佐白山に居ました。急に空が暗くなり始め、駐車場に戻る途中から雨が降り出しました。北関東道では橋桁の下に何台もの車が停車し、渋滞の前後では雹が降っていました。
その時刻につくば市や筑西市で竜巻が発生していたとは思いませんでした。6区の大泉総支部長、1区の福島総支部長を中心に、それに栃木や県内の国会議員が力を合わせて被災支援に取り組んでいます。

人口減少の話が良く話題になります。12日に4区の高野守総支部長が開いた「タウンミーティング」のテーマも社会保障と税の一体改革に時間を割きました。
数字の上では、一昨年に全国で6万人減少、それが昨年は26万人減少となっています。中期的に2050年には、今より3000万人を超える人口が減少すると予測されていて、単純に年で平均すると、毎年80万人の減少社会が生まれる事になります。
この一週間は、この数字が身に沁みる想いでした。続けざまにお世話になった方々の訃報が届いています。数字の世界ではなく人口減少とは、友人・知人が亡くなる事なのです。
国会は空転中でも、当たり前ですが議員活動は続いています。14日は「協同組合研究振興議連」の発足に向けた呼びかけ人会が開かれました。顧問に就任を戴く鳩山元総理や、細川律夫、中井洽、柳田稔先生など大臣経験者も顔を見せて下さり、準備をしてきた小山衆院議員も嬉しそうでした。
会長には不肖、私が就く事を決定頂きました。

同日は東京スカイツリーの開業式も行われ、そのニュースが流れていました。招待を受け私も一足早く上空からの夜景を楽しんできました。首を長くして待っている皆様には申し訳なく思いましたが、一見の価値は有ると実感しました。地域の活性化も図られると良いですね。
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