郡司彰は、４日に行われた第２次野田改造内閣で農林水産大臣に指名され、同日夕、皇居での新閣僚認証式を経て正式に任命されました。

　野田総理大臣は同日午後、首相官邸で記者会見し、「内閣の機能強化という視点の下に行ったもの」だと改造の狙いを述べ、郡司彰のほか、滝実法務大臣、羽田雄一郎国土交通大臣・海洋政策担当、森本敏防衛大臣、松下忠洋郵政民営化担当・内閣府金融担当特命大臣と、あわせて５人が交代しました。

　郡司大臣は就任直後の記者会見で、「政権交代以降の1年ぐらいの間を副大臣として、仕事をさせていただきました。当時は、赤松大臣、そして、途中から、山田大臣の下での仕事でしたが、新しい、所得補償の制度を取り入れたり、あるいはまた、菅内閣の下での森林・林業の成長プラン、再生プランなどの作成に関わらさせていただきました。しかし、まだ、例えば、所得補償の法制化は至らずであり、森林・林業の再生プランも、まだ、道半ばのところにあります。水産の行政についても、震災の復興も含めて、課題が多い中であります。いろいろとそうした課題がある中で、急遽の登板ということになりました。省の皆さん方とも、特に、消費者の方々の理解も得ながら、これからの農林行政を進めて行きたい」等と決意を述べています。

　なお、郡司彰の大臣記者会見等、就任以降の動きが、農林水産省のホームページでご覧いただけます。

農林水産省ホームページ　http://www.maff.go.jp/
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