諫早湾を視察

フード・アクション・ニッポン アワード2012 表彰式
11月に入ると、それ迄の暑さは何処へやら、背広も慌てて冬物を送ってもらいました。
各メディアは連日の様に、第三極や解散、更に内閣の行末を報じていますが、私自身は目の前に在る課題を一つずつ整理することを心掛けています。
農林水産省では11月から12月上旬までを「食と農林漁業の祭典」と位置付け、各地で色々なイベントが取り組まれています。私が出席した催しを列挙しても、1日料理マスターズ授与式、食品産業功労賞贈呈式、2日フードアクション・ニッポンアワード表彰式、大日本蚕糸会創立120周年記念式典、3日ご当地・絶品うまいもん甲子園表彰式、ジャパンフードフェスタ開会式、などとなります。
料理マスターズは赤松大臣の発案で、日本でもプロの料理人を称える制度をとの目的で、今年が3回目。民放の番組では「料理の鉄人VS料理マスターズ」で勝ったとかの知らせも。「ご当地・うまいもん甲子園」はTV等でも紹介される程の高校生の料理クラブのバトルで、プロも舌を巻く程の腕前を披露。翌日の紙面には、郡司農相は「料理には真剣さ、調味料には故郷への愛情が、隠し味には将来への夢が詰まっている。」と紹介されました。
残されている課題の一つが諫早干拓です。4日に現地を視察した後、長崎県をはじめ15団体代表の皆様方と意見交換会を持ちました。内容は報道されておりますので省きますが、長い間の心の澱は簡単には溶けるものではなく、一方で行政の不作為としない様に、これからも努力を続けていきます。
今月11月15日は、この問題で色々と御教示を頂いた故西岡武夫前参議院議長の命日です。合掌。

ノルウェー漁業・沿岸大臣と
経済連携を巡り各国大臣との面談も続いています。ノルウェー漁業・沿岸大臣、メキシコ農牧大臣などとは友好的な話し合いを持てました。一方TPPに関しては国内の各地域、各団体から反対や慎重にとの声が寄せられています。前日30日には県内農林漁業団体協議会と茨城選出国会議員との懇談会が開かれ、私も短時間ですが出席しました。

茨城県農林漁業団体協議会との懇談会で
連合茨城常陸野地協の皆さんが、今年はスカイツリー見学と合わせて国会へ来てくれました。秋の行楽シーズンが続きますが、事故の報道もあり、ともかく無事に帰宅されるのが何よりです。
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