第185回国会が開会

10月15日、第185回国会が召集されました。会期は12月6日までの53日間ですが、土日祝日等を除いた実質審議日数では38日となります。
15日には開会式そして総理の所信表明があり、通常と異なり翌16日から衆参本会議での代表質問が始まっています。
一方、16日は前夜から降り続く雨と風。台風26号の影響ですが、伊豆大島では表層崩落により、多くの痛ましい被害が生じました。お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。更にまだ救助が続いていますが一人でも多くの方が救助されるのを願っています。

私も参院民主党・新緑風会の会長として17日の本会議にて代表質問に立ちました。少し質問項目を欲張りすぎた為に、早口になり、しかも二日前からの風邪の為に飲用した薬のせいで口中がカラカラで見苦しかったと指摘されました。普段からの体調管理が大事なことを痛感しました。
質問内容は『総理所信表明に対する代表質問』へアクセスして下されば御覧になれますので宜しく願いますが、総理の答弁はほぼ予想通りで、事務方の用意した原稿を棒読みしているようでした。誘い水のように「語って下さい。」を用いましたが無駄でした。この後も各委員会等の質疑が続きますが、私達は再びの政権交代を目指し、競い合い、ときには対峙して論戦に臨んでいきます。
17日の昼に議長公邸で、山崎議長、輿石副議長の招待による、全議員懇親会が持たれました。
私にも乾杯の音頭を取る役割が巡って来ましたが、ここは休戦地帯とばかり、各会派の皆様と楽しい時間を過ごしました。
来週からは各院で、予算委員会が開かれる予定です。課題は山積み状態、それに比べあまりにも日数が少ない。しかし、やるべき審議をないがしろにして政府の予定通りでは、国会のチェック機能が果たせません。
連日院内に陣取って会派の議員の役割を後押ししていくつもりです。
また台風の発生が報じられています。気象情報に注意して、経験だけに頼らずに耳を片向けて下さい。