集団的自衛権に関する閉会中審査開かれる

13日に投開票された滋賀県知事選挙は、接戦の末、前民主党衆院議員の三日月氏が、自公推薦の官僚候補を破り当選しました。
元来、衆院を4期努め、知名度・実績に勝り、加えて前知事との「チームしが」という母体が有りましたが、7月に入り安倍内閣が集団的自衛権の行使一般を容認する憲法解釈の変更を閣議決定したことも追い風となりました。
閣議決定、セクハラ発言、石原大臣の「金目でしょう。」発言のいわゆる3点セットが自公政権にノーを突き付けたとも言えます。
翌14日は衆院で、予算委員会の集団的自衛権に関する閉会中審査が、総理、TV入りで開かれ、民主党からは海江田代表、岡田克也委員が質問に立ちました。
冒頭、海江田代表は滋賀県知事選結果と閣議決定の関連を尋ね、安倍総理も関連が有ると認める一幕もありました。翌15日には参院予算委員会が同じ内容で開かれ、大塚耕平政審会長、福山哲郎外務NC大臣が質問に立ち、政府の閣議決定内容の疑問点と矛盾点を突きました。視聴者の方からは「まだまだ不充分。総理答弁ははぐらかしだ。」との声が寄せられ、重ねて閉会中審査を求めていくこととしています。

10日に連合茨城女性委員会が石岡市に在る「日本ナショナル製罐」を視察しました。以前から一度視察をしたいと思っていた私は、情報を聞き飛び入りで参加をさせていただきました。
これまでの会社が歩んだ道は険しいものだったが、今は全社員が前向きに取り組み、成績も向上しているとの説明の後、工場内のゴミ一つ無い清潔な現場を見せていただきました。

県北の5JAが8月1日に常陸農協として合併します。その前段で各JA労組の解散大会が開かれましたが、12日には新しい「常陸農協労組」結成大会が県JA会館で開かれました。新委員長には野中弘明氏(旧JA茨城ひたち労組)が就任し、新しい仲間との活動がスタートしました。
厳しい農業・農村そして農協を巡る情勢の中ですが、私も一層の連携を誓いました。また同日は、前後してひたちなか市でJP労組茨城連協定期総会、東海村での原子力ユニオン定期中央大会にも参加しました。
20日には勝田駅東口にて15時より民主党・大畠幹事長を迎え、藤田参院議員、高野第4区総支部長とともに「集団的自衛権行使容認の閣議決定」に反対する街頭演説行動を行うこととしています。
ひたちなかにお住まいの皆様で、関心のある方々のお集まりを願っています。