「東日本大震災復興特別委員会」で二度目の質問に立ちました

放射性セシウムに汚染された肉牛の問題は、原発事故に伴う大きな課題として消費者・生産者の双方に重くのしかかっています。
29日にはJAの皆さんが「緊急全国代表者会議」を開き,その後院内で茨城県選出国会議員に対する要請集会を持ちました。

会場には鉢巻きを締めた300名程の生産者が,皆真剣な表情で各党国会議員の話を聞き,また4名の方からは提言を含んだ厳しい実情が述べられました。

30~31日の土日は,地元でシーズンを迎えた各労組の大会に顔を出しながら,急遽日程に入った月曜日の復興特別委員会(総理・TV中継入り)での質問の準備をしました。

1日の10時に始まったNHK中継で,私は二番手として10時50分過ぎから約45分間質疑を行いました。
内容は29日に政府が決定した,東日本大震災復興基本方針についてと,セシウム汚染肉牛問題でした。

評価は他人がするものですが,私としては時間配分や質疑項目の整理に課題を感じました。
部屋に戻ると,民主党茨城県連からの伝言が届いており,「千葉市在住の81歳女性から,質問を聴いて感動して涙が出た。私達の思っていることを代弁してくれた云々。」との記載が・・・。他にも多くの人から反応を戴き,感謝して居りますが,政治の結果を届けられるよう今後も努めて参ります。
参議院「東日本大震災復興特別委員会」会議録(抜粋)はこちら

2日の午後1時45分から三会堂ビル6階の大震災復興対策本部を訪ねました。
県選出の超党派国会議員で構成されている連絡会議のメンバー10数名が,平野達男復興担当大臣に,①茨城を被災東北3県と同等に扱うこと,②原発事故による損害賠償の早期支払いと被害の拡大防止の徹底,など大きく4項目に分かれた要望書を手交しました。
平野大臣は理解を示し,「次の次の週末位には茨城に入り,実情をお聞きしたい。」と応えてくれました。
今は大学も休みの季節です。東京事務所に「夏休みだけ手伝いたい。」と佐藤奈瑠美さん(写真)が週2日来てくれています。
東京にお出かけの節はどうぞお立ち寄り下さい。

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