民主党新代表決まる

本日11時から開かれた民主党代表選挙は,多くのTV局が生中継をする中で執り行われ,結果はご存じのとおり野田佳彦衆議院議員が決選投票の末に当選し,新代表となりました。
TVでご覧になって居た皆さんの反応は判りませんが,第1回投票の前に行った候補者政見表明を聞いた私の感想は,「野田さんの演説は上手い。」というものでした。
マスコミ各局・各紙の予想では当日まで投票行動を決めかねている方を数十人と報じていましたが,第1回の投票結果を見ると,かなり野田さんに流れた感がしました。
第1回の集計時間中に,同僚議員が話した中には,「今の流れで行くと決戦は野田さんだな。」との声がありましたが,この時点で決選投票に臨む3~5位の票数は150でした。決戦投票の結果から逆算すると,150票の内,34票が海江田さんへ,113票が野田さんへ,3票が無効票となり,野田さんが215票を獲得しました。
前列に座っている千葉選出の議員に,「千葉からの総理は何人目?」と尋ねると,「二人目だよ。前は鈴木貫太郎総理。」とすぐに答が返ってきました。
野田さんの新代表就任挨拶は,「これでノーサイドにしましょう。」から始まりましたが,本当に党が一つになって政治の信頼を取り戻し,被災地の皆さんや中小企業,農林漁業者そして女性や地域の人々,つまり,民主党結党時の市民(納税者)が主役の政治を行うことが必要と,会場の多くが想う内容でした。
ちなみに鈴木貫太郎氏は,「和平派の軍人として,強硬派勢力を押さえながら終戦を実現した宰相として評価が高い。」とウィキペディアには出てくる人物です。
国会を含む今後の日程は,先ず党の幹事長をはじめとする党内人事。その後に組閣となりますが,31日までに出来ればというのが与党としての考えとされています。
ここ両日は新内閣に関わる報道が多くなると思います。
関心を持って頂く内が華。一日一日,しっかりと進んで参ります。
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